図書館通いが以前より増えました。調べものが多いのですが、経済関係の雑誌(エコノミスト等)もよく読むようになりました。というのも、ここ3回程、ある会で新聞資料を使って世界経済、主にEUやアメリカ経済、円高ドル安のメカニズム等わかりやすく勉強する機会があったので、苦手意識の強かった経済ですが、少しおもしろくなってきたのです。そんなわけで、せっかく芽生えた興味・関心を持続させなければと思って勉強するために図書館通いをしている今日この頃です。
勉強会で特にわかったことは、金とドルの交換停止以後も強大な軍事力と、原油のドル決済で世界を支配してきたアメリカにますますかげりがみえてきたこと、基軸通貨としてのドルの価値や信用不安が増大し、国債の格付けも引き下げられる等今やアメリカ経済は衰退の一途を辿っていること等です。にもかかわらず、野田新政権も日米関係は基軸中の基軸と歴代政権と同様、オバマ大統領に忠節を誓いアメリカと運命を共にしようとしています。これほど国益を損ない危険な道はないと思います。EUや中国・ロシア・インド・ブラジル等の新興国は、アメリカとの関係でも国益を優先し独自性を保ちつつ世界の中で進路を模索しているように見えます。日本と大きく違うところです。
これから勉強会も数回続く予定ですので、しっかり学んで行こうと思っています。そしていろいろな人と、身近な生活のレベルから、政治経済の動向やその事が私達に暮らしにどう影響するのか等について生きた話が出来るようになればと思っています。大げさなようですが、政治に関わるものとして、経済を知らずして、日本の進路を誤りなく指し示す事は出来ないと実感しているところです。
塾生募集の大きな新聞広告を見てすぐに応募、定員30名に70名余りの方々が応募したとか。最終的には52名で塾はスタート。塾生は平戸市や佐世保市、遠くは対馬市からも、県下各地から参加しています。農業に参入計画がある事業所の方や連携を求める農家の方等多士済々。この事業は、農林水産省が進める農商工連携、経済産業省が進める6次産業化に取り組む国の補助事業により人材育成を目的に長崎県商工会連合会が主催するもの。7月23日開講、12月3日まで講義研修と実地研修という盛りだくさんの内容で久しぶりに錆び付いた脳細胞を活性化させようと張り切っています。
私の志望動機は(1)耕作放棄地を活用した新商品の開発など、とりわけ第1次産業が基幹産業である離島での取り組み(2)農商工連携に取り組む人材育成についての提案。高校における農業・水産業教育の充実に取り組み、長期的、一貫性を持った後継者(人材)育成につなげていく(教育改革でもある)事など。2回目の8月3日は、諫早市にある長崎県農林技術開発センターを会場に、(1)長崎県の農業と技術開発支援(2)森林・林業の現状と技術開発支援をテーマに研究員の方々から講義を受けました。長崎県は馬鈴薯の生産では全国有数ですが、品種改良を重ねながらお菓子の材料など加工品開発の取り組み、長崎県の砂糖消費量は全国2位、サトウキビを耕作放棄地への有望な導入品目として着目していること、長崎ちゃんぽんに適した小麦品種の育成、緑茶とびわ茶の葉をブレンドした「ワンダーリーフ」の開発と商品化、対馬シイタケ等貴重な研究の成果を勉強しました。
最近話題になった資生堂発売のシャンプーに五島産の椿油が調達されるようになったのも長崎産椿油生産量全国第2位、五島地域のツバキ林、長崎県の90%(190ヘクタール)という好条件とツバキの製品開発とツバキ林育成術などセンターの長期にわたる研究の成果が実を結んだのではないかと思います。また、敷地内の試験水田やイチゴハウスなども見学しました。これだけ実績を積んでいるのにも関わらず、年間研究予算は、わずかに2億円。防災拠点にならない埋め立て地への県庁舎移転新築費用に380億円、余りの貧弱な額に長崎県の農政の現状を垣間見た思いです。研究には、いい意味で遊びが必要と思います。失敗の繰り返しの中から、素晴らしいアイディアが生まれる場合があります。少ない予算では遊びが許されません。必死で研究に打ち込んでいる研究員の皆さんの日頃の努力に触れた1日でした。
24年間医療の現場から離れていた私ですが、4年間フリーになったこの機会に若い医療ソーシャルワーカーの方々からいろいろなことを学びたいと思い、長崎県医療社会事業協会の総会時で理事に立候補し、この度協会運営に携わることになりました。先日、第1回理事会が開催され、教育企画部担当に決まり、任期2年間の理事活動がスタートしました。
医療の現場はデジタル化進み、ソーシャルワーカーの記録も電子カルテに記載と様変わりしています。見ること聞くことすべてが新鮮です。
若い人たちには、医療現場で働く社会福祉の専門職として磨きをかけながら、なおかつ、社会の動きにも敏感にアンテナを張り巡らせて欲しいなと思っています。
生活困難を抱える患者・家族に信頼される良き援助者としての役割は、デジタルでもアナログでも変わらないはずです。
2011年6月 中村すみ代
色とりどりの紫陽花(長崎市花)が咲き始め、昨年より一週間早い梅雨入り宣言が発表されました。長崎も恵みの雨、と同時に災害の危険をはらむ雨の季節を迎えました。
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。4月の県議会選挙では本当に多くの方々のご支援をいただきましたが、結果を残すことが出来なかったことを申し訳なく思っております。残念で、悔しいです。
しかしながら、草の根選挙で8,575票という大きなご支援をいただいたことは、私達に勇気と自信を与えてくださいました。このことは、県庁舎移転反対などの政策への期待や与党化した議会へ草の根の新風を吹き込みたいという私達の主張の正しさが評価された結果ではないかと思います。
また、選挙期間中は、多くの無償スタッフの皆さんに支えられ、大政党や企業の組織ぐるみ選挙に負けない強い気持ちで闘えたことにも、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、4年後に向けて地道な活動をスタートさせています。今後ともよろしくお願い致します。
さて、東北・関東地方を襲った大災害から3ヶ月、いまだに終息の気配は見えず、むしろ事態は深刻の度を深めています。とりわけ福島原子力発電所の人災による大事故は、事態収拾の道のりさえ見えません。景気や雇用の悪化は抜き差しならないところにきています。
この様な一刻を争う状況を前にして、菅首相不信任決議案を巡る与野党の攻防とその決着の様は、被災地の住民をはじめ国民に政治への深い失望と不信をさらに増幅させました。政治の責任、そして政治家の責任は重大であることを今更ながら痛感しています。
わが長崎県議会も、改選後自民党が3会派に分裂し、混迷を深めています。このような政治家の私利私欲や主導権争いが県議会の停滞につながるとすれば由々しきことです。私は、このような現状を変革するため、これまで以上に、県政や県議会が進むべき進路を発信していきます。
しばらく休止していました Sumiyo.netは、装いもあらたに再開しました。皆様に親しまれるホームページにしていきますので、よろしくお願い致します。
2011年6月 中村すみ代