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渋谷区を視察

 2月3日午前中でまちづくり条例実践セミナーが終了し、午後3時より渋谷区を視察しました。佐世保市議の浦もと子さんも合流し3人での視察となりました。

大店法で規制できない部分を条例で

 調査項目は、
(1)渋谷区特定商業施設の立地調整に関する条例について
(2)渋谷区ワンルームマンション等建築物の建築に係る住環境の整備に関する条例について
(3)学校選択希望制についての3項目でした。

(2)(3)は資料対応となりました。

0602hana77.jpg (1)は、平成11年に深夜営業のディスカウント店やライブハウスの出店が地域の生活環境に大きく影響するということで住民からの苦情が多く寄せられ、環境を守るために大店立地法で規制できない部分(1000平方メートルを超える飲食店、興行場、CDビデオレンタル店等)を条例で規制した条例です。

 現在一定の効果はあるものの、条例で規制する対象者が、出店者であることから全てを把握することができないという問題があり、今後検討すべき課題であることも担当課の説明でありました。(設置者であれば建築確認の際に把握できる)その他商業振興策は、HP作成・街路灯等の景観整備事業・イベント事業等が実施されているとのことでした。

 3人の様々な質問にも丁寧に説明していただき視察を終えました。

話題の表参道ヒルズ

 庁舎を後にした私たちは、夕暮れ時の渋谷の雑踏を縫うようにして原宿まで歩くことにしました。2月11日にオープンする、建築家安藤忠雄氏の設計による表参道ヒルズを見物するためでした。

0602mati2.jpg 表参道は、青山通りから神宮前までのゆるやかに傾斜したケヤキ並木の大通りで、表参道ヒルズはその通りぞいに、約80年間近く表参道を訪れる人々のシンボルとなっていた、同潤会青山アパートを解体してその跡地に再開発で建設された建物です。

近代化遺産として保存して欲しかった建物

 この青山アパートは、大正10年(1921年)の関東大震災で被災し家を失った都民の住居として建設されたアパート群の一つで、その歴史的価値や近代化遺産としての建築史的な価値を考えると、恐らく、取り壊しを惜しみ保存を求める都民の声も大きかったのではないかと想像し、残念に思いました。

 写真にあるように、当時のアパートを1棟再現していますが、階段の手すりには解体した建物の柱を使用しているとか、なんとか1棟でも残せなかったものか惜しまれます。

上の写真は、再現された復興住宅前で撮りました。建物の中に入って見たかったのですが、オープン前ということでガードマンは頑として中に入れてくれませんでした。


解体された長崎の大型被爆遺構

 そういえば長崎市でも、同じようなことがありました。

0602mati4.jpg

 原爆投下による被害で負傷した多くの原爆被爆者の救護のために救護所が新興善小学校に設置されましたが、統廃合で廃校に、そして長崎市立図書館の建設予定地となり多くの市民や被爆者の反対の声が聞き届けられることなく、最後の大型被爆遺構の小学校が解体されたのと同じだなと思いました。

2004年、新興善小学校の被爆遺構解体に反対して、市民が起ちあがりました
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