第7回長崎・沖縄連帯集会開催される
5月20日、長崎県教育文化会館において実行委員会(藤澤秀雄実行委員長)主催で福井県立大大学院教授の本山美彦氏による講演が行われました。

本山美彦氏の講演の演題は「ノーと言えない日本から、自立する日本へ」・・・在日米軍再編と日米関係を考える・・・で、豊富な知識や情報を駆使して、軍事のみならず経済・政治のあらゆる分野において、国民に十分知らされない中でいかにアメリカにとって好都合な日本改造計画がつくられ、具体化されているかが明解な語り口で暴露されました。まさに、本山美彦氏の近著「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ」です。
私にとってはあらためて、農産物の自由化、巨大商業・金融・生保資本の進出、郵政民営化などなどがその象徴として理解できました。
講演は、アメリカがイラク戦争を仕掛けた真相について石油資源の争奪をめぐる経済的な側面についても及びました。最後に、米軍再編については、沖縄の基地の負担軽減のためというのは口実に過ぎず、実は、石油集中地域「不安定の弧」(東アジア・東南アジアから中東、カスピ海・中央アジア、北アフリカにおよぶ)を支配するためのものであり「いつ、どこでも、必要な作戦を遂行できる兵力」を世界大に展開できるようにすることであるということが述べられました。

また、アメリカにとっては、とにかく日本をつかんでおかなければ、お友達はどこにもいないのですからと。アメリカの現実は、少数の人が世界の富を独り占めして、金儲けのために戦争を起こし、圧倒的な多数の人々が貧しさのために志願兵となって(徴兵制はない)イラク戦争に従軍していく構図、戦争を支えているのはつくりだされた貧しさ、そのために多くの血が流されれていいのか・・・・・・。で締めくくられました。テンポの速さに時々は戸惑いながらも、内容の濃い90分がとても短く感じた講演会となりました。
第7回を数えた連帯集会は、1995年9月1日、沖縄での米軍少女暴行事件が契機となって取り組みがはじまりました。
私も実行委員会のメンバーとして最初から参加しています。今回も約120名もの人々が参加。これからも大きく輪を広げ、アメリカの戦争政策に追随している政府の姿勢を変えさせていくために力をあわせていきましょう。
