≪ 蝶の羽休め | 最初のページへ戻る | 「前事不忘、后事之師」・もうひとつの7月7日 ≫

障害者自立支援法施行後の深刻な実態

 7月1日(土)、福岡県春日市クローバープラザにおいて、「きょうされん列島縦断セミナー~新事業の理解と”移行”のとらえ方~」が開催されたので受講しました。

きょうされん列島縦断セミナー

 「きょうされん」は、旧称を共同作業所全国連絡会といい1977年、16ヶ所の共同作業所からスタート、現在会員は1,800を超え、障害がある人びとが安心して地域で働き、生活が出来る社会の実現をめざし活動しています。

 このセミナーは、北は北海道から南は九州までの7ヶ所で開催され、この福岡での開催が締めくくりのセミナーでした。

 当日は、「障害者自立支援法の全体像と関連する最新動向」「新事業の正確な理解と、わが事業体の針路」を演題にした2つの講演がありました。長時間の講演でしたので全部をご紹介できませんので、私なりに、次のように簡単にまとめてみました。

●施行後の現状:利用者をめぐる動きでは、応益負担制度導入により、1割負担は経済的に重い負担になっていて、サービス利用の抑制が進行、退所・利用日数減・給食から弁当持参等、一方事業所側の動きとしては、大幅な減収、講師の施設では、4月を例にとると従来の定数による補助から、利用者数実績による補助に移行したことにより、昨年度比約25%減となる等、利用者・事業者そう方に深刻な影響が出ていることがわかりました。

●今後の闘い方としては、国の財政難を口実に社会保障の切捨てが始まっているが、障害の種別を超え、また、多くの人々と手をたずさえていくことの中に展望があるのではないかとの提起がなされました。会場は、九州各地からと思いますが、約300名近い参加者であふれ、激痛を強いられながらも立ち向かおうとしている人々の熱気で包まれていました。

 私としては、これからも長崎市の実態を調査しながら、問題点を整理して、昨年の12月議会に引き続き、法の廃止を含め、市独自施策の具体化や制度の改善を求めていきたいと考えています。

ご意見、ご感想を中村すみ代にお寄せ下さい

≪ ひとつ戻る | 最初のページへ戻る | ひとつ進む ≫

Copyright Nakamura Sumiyo All rights reserved.  RSS2.0