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琴海・伊王島地域の市町村合併後を検証

 旧長崎市と周辺6町との合併は、昨年の1月、そして今年の1月には旧琴海町との合併で平成における強制的な大合併に一応の区切りがつきました。

 長崎市議会では、各常任委員会や特別委員会で合併後の実態を把握するために現地調査を必要に応じて実施しています。

060716b.jpg 私も、5月30日には地域振興特別委員会で琴海行政センター地域を、6月20日には総務委員会で伊王島行政センター地域を視察しました。

 琴海地域は、大村湾に面した自然に恵まれた農業・漁業を主要産業とする地域、伊王島は旧産炭地域で人口が1,000人を切る過疎地域で観光に力を入れている地域とそれぞれ特徴があります。そこで、視察内容、感想など簡単にまとめてみました。

●琴海地域

060716a.jpg 先ず行政センターで地域の概要の説明を聞きました。その後学童保育「こすもすクラブ」と琴海児童館を訪問し、児童福祉に力を入れて取り組まれていたことを再確認しました。

 その後、半島の突端にある小口診療所と5月の大雨で高潮被害にあった現場調査、旧町時代に地域医療で先進的な取り組みを行っていた長崎市立琴海病院、赤水公園や農産物販売所等視察しました。

060716e.jpg 地域が広く山間部等もあり小中学校の遠距離通学の実態、合併により後退した小中高の児童生徒の通学交通費制度の実情を考えると、通学途上における安全・安心を確保する上でも交通費助成は絶対必要であると再確認しました。

●伊王島地域

 離島である伊王島には船で島にわたります。(所要時間約15分)

 団塊の世代をターゲットにした人口の定住促進策として「ながさき暮らし」推進事業が今年度からスタートしています。

060716d.jpg 現在、伊王島地域内には8月1日オープンを目標に、伊王島灯台の近くに短期滞在型の農園付き宿泊体験施設を2棟建設中で、その建設現場を視察しました。

 今後の計画としては、同じ敷地内に定住者のための建物5棟を建設する予定となっています。全国各地で同じような取り組みが進められている中で、いかに魅力をアピールできるか、地元受入態勢などソフト面でのきめ細かい対応を求める意見が委員会では続出しました。

    ※※※※

 合併時に合意した市町村建設計画を誠実に履行していくのが先ず第一、合わせて新たに生じた住民の暮らしに関わる問題にも対応していかなければならないと思います。

 しかし国策に従って市町村合併をしたものの、財源が無いのです。

060716c.jpg というのは、合併でひと息つく暇も与えず、追い討ちをかけるような地方交付税の削減、さらに2007年度から導入予定の新型交付税制度を打ち出してきているからです。

 しかし「はい、そうですか」と簡単に受け入れるわけにはいかないだろうと私は思っていいます。「まだやるんですか、地方切捨て」と言いたい心境です。

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