「ちゅーりっぷ会長崎ダルク」と関わって
7月22日、旧香港上海銀行長崎支店(国指定重要文化財)多目的ホールにて、新生NPO法人「ちゅーりっぷ会長崎ダルク」設立記念総会&6周年記念フォーラムが開催されました。当日は、長崎市内はもとより九州各地からも多数参加し、総会やフォーラムを盛り上げてくれました。
第1部の設立総会では、定款の説明と承認、役員の選出などが行われました。私も、引き続き応援団の1人として正会員登録をしました。
さて、ダルクという言葉を聞くのははじめてという方が多いと思います。先ず、ダルクの紹介から。
DARCと書きます。Drug Addiction Rehabilitation Center(薬物依存のリハビリテーション施設の略、その頭文字を取っています)で、依存症の当事者が運営する民間のリハビリ施設です。長崎ダルクでは、「ふぁにーふぁくとりー」という名称の地域活動所を長崎市宝町で運営しています。
続いて第2部フォーラムに。
ふぁにーふぁくとりー施設長中川賀雅氏より6年間の山あり谷ありの報告と最近の刑務所での社会復帰への訪問支援活動・高校生や中学生を対象とした講演活動など幅の広い活動が紹介されました。その後の薬物依存者メンバーからは、ダルクとの出会いや回復途中の生々しいメッセージが語られました。
続いて、近藤恒夫氏(日本ダルク主宰・ダルク創設者)と西脇健三郎氏(ちゅーりっぷ会事務局長・西脇病院院長)の2人による軽妙なトークショーがありました。近藤氏と薬物との関わり、ダルク創設に至るアメリカ人神父との出会い等西脇事務局長の話の引き出し方の上手さも手伝って、近藤氏も思わず口が滑らかになり会場は笑いの渦に巻き込まれました。
資金面や活動への社会的認知等様々な困難を抱えながらの当事者による取り組みにも限界があります。障害者自立支援法のマイナスの影響も懸念材料ですし、行政による財政支援にも先行き不透明さもありますが、当事者の皆さんの努力に何とか応えて行きたいと考えています。
