憲法公布60年と十三夜の月
1946年11月3日は、平和憲法公布60年の節目の日。安倍さんが首相になって、改憲問題が一段と現実見を帯びてきました。
自民党総裁任期中に憲法改正を目指したいと明言、しかも憲法が禁止している集団的自衛権の行使まで踏み込んだ発言を繰り返しているのですから危険きわまりないです。改憲派は、北朝鮮の脅威を意図的に煽り、
・60年もたっているのに一度も改正されないのはおかしい
・アメリカからの押し付け憲法、新しい時代を切り開く日本にふさわしい憲法を等と理屈をつけて、憲法9条を改悪しアメリカに都合のいいように、日本を「戦争の出来る国」につくりあげようとしています。
小泉さんは、日米は価値観を共有していると強調しました。その嘘を経済界の重鎮が暴露しています。品川正治氏です。戦争を世界で展開し、競争原理による市場経済万能主義のアメリカと平和憲法の下にある日本の価値観が同じであるはずがなく、違うということをはっきりさせなければならないとおっしゃっています。私も同感です。
特に私は、1946年生まれ、憲法が公布されて約1ヵ月後に生まれました。共に歩んだ60年といえます。戦後の民主教育は、私の思想形成に少なからず影響を与えているように思います。
品川氏は、また次のようにも述べています。
解釈改憲で憲法9条の旗はボロボロ、しかし旗竿は国民がまだ握っている、その旗竿を絶対離さない事が重要であると。
それにしても気になるのは、大新聞の社説が伝えるマスメディアの冷ややかな姿勢と論調です。だからこそ、60年前の今日を思い起こし、旗竿を握って離さない仲間を増やす努力を惜しまない覚悟です。
旧暦の9月13日。十五夜は中国では中秋節、十三夜は日本独特の風習だそうです。流れる雲間に見え隠れする月は、満月とはいささか趣を異にして風情があります。我が家の玄関先から撮影した十三夜の月。今日は、長崎外国語大学の学園祭に、留学生手づくりの餃子で舌鼓。

