チンチン電車と女学生・1945年8月6日

(チラシより)
~男たちは戦場に行った。少女たちはチンチン電車を運転した。そして8月6日の朝がやってきた。いま甦るチンチン電車秘話~
7月16日、長崎電鉄の路面電車車内を舞台にした路面電車劇「桃の実」を観劇しました。
私達は劇を観にきた観客ではありますが、乗車券兼用のチケット代購入して、路面電車の「あの日の乗客」でもあり、劇を構成するエキストラでもありました。
そして、窓外には現在の長崎駅・浦上等見慣れた日常の風景と空間と時間が流れているという移動中の車内で、約1時間当時の惨状を想像力で重ね合わせるという不思議な体験をしました。
劇は、1945年8月6日の広島原爆投下によって、走行中の広島電鉄車内での惨状を描いたものです。当時、広島電鉄は、運転手・車掌不足を補うために働きながら学ぶ自前の女学校「家政女学校」を設立していました。

初演は東京の荒川区の都電で演じられ、今回長崎、その後は広島で公演されるそうです。国内各地には、まだ路面電車が走っている地域もありますので、その達者な演技で数多く演じられ、演劇を通して反戦・反核・平和の声や行動が広がって行くことを是非とも期待したいです。
