2007銭座小学校平和祈念作品展
8月14日~19日まで、長崎県美術館県民ギャラリーで「2007銭座小学校平和祈念作品展」が開催されています。
銭座小は62年前の長崎原爆で約500名もの児童が爆死した被爆校で、平和教育や人権・同和教育を市内の学校の中でも熱心に取り組んでいる学校として実績を残しています。
今回、その集大成ともいえる記念すべき作品展が開催されました。
「表現活動を通して、戦争平和、そして原爆をみつめる」をテーマに描かれた共同制作「火のトンネル」シリーズは、馬場務先生の指導により2004年から始まり、毎年6年生が制作している大作で、絵の大きさは最大縦4メートル、横7メートルもあります。
銭座小学校は、現在小規模校になり、各学年1クラス児童数が25名前後で推移しているので、全員で何か取り組む時はまとまりやすいというメリットがあり、この様な共同制作ではその威力が最大限発揮されます。
原爆をテーマにした絵本「火のトンネル」をモチーフに、2人一組になりお互いが人物のモデルになって想像力を働かせながら墨で描いていくそうです。
完成した絵を机の上から見たとき鳥肌が立ったと、何人もの児童がメッセージに寄せているように、被爆死した同年代の児童たちへの鎮魂の想いや平和を願う純粋な心が、確かな観察力や描写力を高め、平和への真摯な想いとなって私達観るものを感動させるのだと思います。その豊かな才能に未来への希望を感じました。
