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福岡市民病院を視察

 7月31日、日帰りで福岡市民病院視察を視察しました。長崎市でも市民病院の建て替え計画、医師不足の問題などが山積しているために、同じ建て替えを計画している福岡市民病院を、今後の参考にしました。以下は概要です。


1 福岡市民病院建設計画について

福岡市民病院を視察2006年11月、福岡市長選挙で市長交代をしたために総務局で現在見直し作業が行われていて、今年の9月に見直し作業の中間報告が出される予定になっているとのことでした。そこで、保健福祉局市立病院担当者の方からは、先ず最初に、見直し前の昨年7月時点で計画されていた「福岡市新市立病院のPFI事業計画について」を中心に説明があり、その後今年の6月にまとめられた(新しい市長の選挙公約にもとづいて策定中)アイランドシティ整備事業及び市立病院統合移転事業検証・検討中間報告にもとづいて詳しい説明を受けました。

現時点での市立病院統合移転事業の検証結果と検討課題ですが
(1) 新病院基本構想における、こども病院・感染症センターと市民病院を統合する問題
(2)建設予定地は、当初アイランドシティ(人口島、福岡ドームが約100個入る巨大な埋立地)への立地が検討されていたが、交通アクセス等検討課題があり、現在地立替えの可能性もある問題
(3)経営主体については、地方公営企業法の全部適用や地方独立行政法人あるいは、指定管理者制度の活用、民営化等を検討する課題等があり
市の方針決定から約4年経過し、厳しい財政状況、国の医療制度改革と自治体病院改革の動向等、医療環境の変化を踏まえて、主に上記の点を中心に見直し作業が進められているとの説明でした。

2 臨床研修医制度について

福岡市民病院は、1990年(平成2年)5月1日開院、移転新築で病床数200床、職員数205人(医師34人看護師124人)、開院当初は肝・腎センターを中核にした診療をしてきましたが、その後急性期病院として(2003年平成15年3月県救急告示病院指定)、脳卒中センターを併設、市民の命と健康を守るための拠点病院として機能しているとのことです。

さて、臨床研修医制度については、以下の通りです。

福岡市民病院では、2005年(平成17年)度から管理型研修病院として臨床研修医を受け入れており、今後これを充実させ医師の育成・確保に努めていくように考えているとのことです。

現在、1年次研修5人、2年次研修5人で九州各地、徳島・広島からも研修を受けに来ているそうです。研修内容は、国から示されている基準の沿ってつくっているとのことで、HPに公表、また地域医療の分野では、消防局に研修医を派遣して救急車に同乗する等の内容を研修プログラムに盛り込んでいるとのことでした。また、医師不足の影響で、2006年(平成18年)より産科、2007年(平成19年)3月より婦人科が休診となっていて政令指定都市の福岡市でも医師不足が生じていることもわかりました。

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