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地方独立行政法人北松中央病院を視察

 9月25日、地方独立行政法人北松中央病院を個人視察しました。長崎県の北部江迎町にあり、長崎からは、JR佐世保駅で松浦鉄道に乗り換え高岩駅で下車、駅は無人でした。ホームから階段をおりると県道沿いに病院が前方に見えます。乗り換えの待ち時間も含めると到着まで約3時間弱もかかり、狭いといっても長崎は広く、佐世保以北にはまだまだ私の知らない地域があるということもわかりました。

北松中央病院を視察

 さて、今回の視察の目的は、現在進められている、長崎市民病院の建て替え計画の内容や、今後の運営等のあり方について研究していくためです。色々な事例を調査する必要から、全国ではじめて、平成17年4月に地方独立行政法人として病院経営に踏み出した病院ということで視察することにし、石野理事長と事務長にお話を伺いました。

 病院の前身は、昭和24年中小炭鉱が多い北松地区の医療を支えるために、当時の石炭福利協会が建設、昭和25年江迎町が総合病院として開院、その後医師会に経営を委託、県北医療の中核病院として地域住民の命を預かってきました。

 ところが、市町村合併により医師会の再編が行われる等の事情で医師会による経営が困難になり、新たな病院の受け皿を作る必要に迫られたということです。

 選択肢は3つ。

(1)民間移譲(2)町立(3)地方独立行政法人法にもとづく法人化

従来の公設民営というメリットを生かしながら3番目の「地方独立行政法人法にもとづく法人化」を選択し、現在に至っています。病床数は278床(含む結核病床50床)で内科・循環器科等の診療科を持つ総合病院です。

 長崎市9月議会では、市民病院建て替え計画を検討するためにPFI方式の導入可能性調査のために2,500万円の委託料が計上され可決されました。今後その結果を踏まえ本格的な議論がなされていくことになりますが、市民病院の運営形態等を考える上で多いに参考になりました。

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