西岡由香さん「夏の残像」出版記念パーティー

長崎発の原爆マンガ~2008年3月出版!~
4月23日、西岡由香さんの「夏の残像 ナガサキの八月九日」出版記念パーティーが、長崎市内のホテルで開催されました。小さい頃から漫画家になるのが夢だった西岡さん、今回その夢がかなって出版にこぎつけました。
物語は、東京の高校に通う主人公の少女「カナ」が、夏休みに長崎で暮らしている被爆者のおばあちゃんを訪ねるところから始まります。「カナ」は、おばあちゃんとのアメリカ訪問、韓国での体験、被爆者の今なお癒えない心の傷痕に触れて一人の人間として成長していく姿が描かれています。
当日は、西岡さんを応援する、田上市長をはじめ女性・平和・労働団体や個人等多数の方々が駆けつけて出版を祝福しました。西岡さんは、1999年ピースボートで地球一周し、帰国後は長崎で平和活動を開始しました。原爆資料館の図書室での猛勉強、長崎市の平和宣言文の起草委員として案文起草にも関わる等活動の幅をひろげてきました。
西岡さんは挨拶のなかで「漫画でなければ受けとめられない世代もいるのではないか。描いた作品は、本当につたないものだけれど皆さんに育てていただき今回の出版に実った」と語りました。その言葉にとても共感できました。
初めての出版作品に「原爆」というとても重たく、表現しにくいテーマを選んだ西岡さんの勇気をたたえたいと思います。これからのご活躍を期待します。
