桜楓会長崎支部総会
6月15日、平成20年度桜楓会長崎支部総会が開催されました。桜楓会は大学の同窓会の名前です。会員は少ないのですが、特に先輩諸姉は、様々な分野で持てる能力を発揮され個性的な生き方をされておられいつも新しい発見があります。
総会では、行事報告・行事計画などが承認されました。終了後は、楽しい昼食。その後、長崎女性史研究会代表の山本卓話芳江様をお招きして、卓話がありました。
テーマは『作家仲町貞子(有明町出身)、その作品と生き方について」~「長崎の女たち第2集」より~』でした。仲町貞子は、明治27年(1894年)3月22日、長崎県南高来郡大三東村(現有明町)に生まれ、島原基督教講義所で幼児洗礼を受け、長崎県立長崎高等女学校を卒業後は、医師である夫と結婚し京都へ、その後幾多の変遷を経て、昭和4年から昭和15年までの約10年間文学者として作家活動を行った女流作家、山本芳江氏は、仲町貞子の再・再々婚を経ての激しい生涯と素直で清々しい作品の魅力にひかれ、作家・妻・一人の女性としてその時代背景の中での人間性を女性史の観点で辿られ第2集にまとめられたとのことでした。
私たちが知らないだけで、多くの女性たちが自らの足跡を残しながら、無名のままで歴史を駆け抜けていったこと、後世の人々がその女性たちを掘り起こし、光をあて正当に評価していくことその行為の優しさなどを感じました。そして数限りない無名の人々によって歴史がつくられてきたこともまた事実であることにも感慨が及びました。
