NPO法人長崎ベトナム友好協会総会
6月20日、平成20年度NPO法人長崎ベトナム友好協会定期総会が開かれました。今年1月にNPO法人格を取得してはじめての総会です。
冨岡勉理事長(衆議院議員)の開会挨拶で、長崎は、ベトナムとは約400年前からの特別な関係の中で歴史を刻んできたこと、(御朱印船貿易を許された長崎の貿易商荒木宗太郎が、ベトナムと交易財を成し、ベトナムの王妃アニオーさんを娶り、それにちなんで長崎くんちでは元白灰町が御朱印船を出しています)、また我国では、ベトナムとの関係を戦略的なパートナーシップの関係として構築しています。現在ベトナムのホンアイと長崎との間で姉妹都市締結の話も出ているようです。この際、長崎県との関係を一層緊密にするためにも皆さんと活動を広げて行きましょう。などとの会員への呼びかけがありました。

総会では、活動報告、活動方針などが審議され満場一致で承認され、8月には、日越外交関係樹立35周年NPO法人長崎ベトナム友好協会設立記念交流事業としてベトナム訪問団を送ることも決まりました。
最後に松田正民議長(県議会議員)より、「長崎からアジアを見るのではなく、アジア圏域の中から長崎を見る時代に入ったのではないか思います」との締めくくりの挨拶がとても印象的でした。
総会終了後、懇親会に入り、ベトナム料理では欠かすことが出来ない「生春巻き」【写真左】に舌鼓を打ち、ベトナムからの留学生やベトナムと関係のある企業の関係者の方々との交流を深めることができました。
私は7年前の1月、旧正月の準備で忙しいベトナムを訪問しました。訪問地は、首都ハノイと南部の旧サイゴン、今のホーチンミン市です。ハノイ市は、フランス植民地時代に建造された建築物が今でも使われていて、独特の景観を残し、ホーチンミン市ではベトナム戦争の痕跡がなまなましく残っているクチのトンネルなどを見学、ベトナム反戦運動が高揚していた時代に学生時代を送った私としては特別な感慨を覚えたことを思い出しました。
また、長崎大学医学部には熱帯医学研究所があり感染症研究などで成果をあげていますが、鳥インフルエンザ研究などでの学術交流でもベトナムから留学生が来ていますので、この様な分野でも交流が深まることも期待しています。
