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福岡市中央卸売市場鮮魚市場を視察

福岡市中央卸売市場鮮魚市場を視察

 7月9日、福岡市の水産業の現況を勉強するために福岡市中央卸売市場鮮魚市場を視察しました。ここでは、生鮮水産物及び加工品を取扱い、卸売業者は2社となっています。視察項目は、次の通りです。

(1)漁業生産量・額の推移、(2)輸入魚の現状について

福岡市中央卸売市場鮮魚市場を視察 鮮魚市場取扱高(過去10年間 1998年~2007年)の推移によれば、1998年卸売業者取扱高(数量)203,755トン(金額)1026億96,918,000円 2007年(数量)123,913トン(金額)684億69,868,000円と数量・額ともに減少傾向にあることがわかりました。また、外国鮮魚運搬船の取扱高についても、中国からの取扱高は減少、北朝鮮との取扱いも2002年を最後に取扱い中止。

(3)アジアをはじめ、海外への魚加工製品の現状

 仲卸業者・売買参加者が個々に輸出業者を介して、輸出しているとのこと。

(4)東京(大都市圏)への魚の売り込み等

 開設者として当市場のブランド魚は設定していないが、近隣生産者団体が独自に設定(「旬アジ」「旬サバ」「玄ちゃんアジ」等)しているとのこと、仲卸業者・売買参加者が個々に他市場に出荷しているとのことでした。

(5)その他
リサイクルの推進として

・発泡スチロールを溶融化して、インゴットにして売却
・水産加工センターでは、アラや骨等の魚滓を再資源化処理し(魚粉等)、公害防止と環境改善を進めているとの説明でした。

福岡市中央卸売市場鮮魚市場を視察

 その後、市場内を視察しました。午後のために、閑散としていましたが、対馬産のイカが明日のセリのためにトラックで搬送され、ベルトコンベアーで運ばれているのを見ることができました。

 今回の視察であらためてわかったことは、長崎県産の魚と福岡市場との結びつきの強さです。平成19年の生鮮水産物主要産地別取扱高によれば、対馬17.0%、長崎11.7%、五島4.7%、壱岐0.9%実に全体の34.3%を占めているということです。

 また、平成18年全国主要漁港年間取扱高比較によれば、取扱金額で1位博多漁港 703億98,000万円 取扱量は7位128,328トン、長崎漁港は4位 358億96,000万円 10位119,511トンとなっています。

 7月15日には原油高騰で全国の漁業者の一斉休漁ストが予定されています。切羽詰まった漁民の行動に対して、政府はただちに補填措置を実施し、安心して漁業に従事できる環境を整備するとともに、国民の食糧確保のためにも早急な対策を講じるべきであります。


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